趣味として法律を学ぶということ
みなさんは法律というものをご存知でしょうか。法律は、私たちの生活のあらゆる場面に関係してきます。例えば、行政の許認可関係については各種行政法、離婚や相続、借金といった民事関係については民法、民事訴訟法、犯罪関係については刑法、刑事訴訟法、商取関係については商法、手形・小切手法、会社法などです。このように私たちが日々の生活を送る中でもいろいろな法律が関わってくるのです。これは、我が国が法治国家といわれる国家体制を採用しているからです。したがって、法律を知らないがためにさまざまな損害を被ったり、本来得ることが可能な利益を取り損ねてしまうということもあるのです。つまり、法律は弁護士や司法書士、行政書士、税理士、社会保険労務士等といった法律職のみでなく、私たち一般人にとっても必要不可欠なのです。また、法律は社会常識に適合するように規定・解釈され、論理性の高い学問でもあるのです。このような論理的思考は、法律の分野だけでなく、日常生活のあらゆる分野において大きな力を発揮します。以上より、法律を学ぶことにより、自身や家族、友人等の法的権利を守ることができるとともに論理的な思考を身につけることが可能となるのです。これが、法律学を趣味として学ぶことの醍醐味と言えるでしょう。
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